院内新聞

歯科衛生士の齊藤由美子です。　　　　
皆様のおうちに、外れた銀歯、金歯や、合わなくなった入れ歯など、お口の中に使われる金属で、不要なものが眠っていませんか？
歯科で使用される金属には金、銀、プラチナ、パラジウム等の有価金属が含まれていることが多いです。
ですから、不要となった人工の歯は、金属として溶かされ、再利用することにより、再度価値を作り出すことができるのです。
さいとう矯正歯科クリニックは矯正専門医院ですので、不要金属が集まることは、ほとんどありませんでした。
矯正材料に含まれる金属は、金やパラジウムなどの高額な金属が含まれていることはありません。
しかし開業して１６年、微量ですが集まった金属の再利用を、トウースフェアリーにお願いすることにしました。
トゥースフェアリーとは、日本歯科医師会の協賛により日本財団が運営する、社会貢献の団体です。
寄付された金属は換金され、ミャンマーの学校建設や、小児がん・難病支援プロジェクトとして、日本初の小児ホスピス、小児がん病院の推進に使われます。
「塵も積もれば山となる」歯科医院だからできる社会貢献を、さいとう矯正歯科クリニックは行っていきたいと考えています。
皆さんも、支援を必要としている子供たちに「夢」や「希望」を届ける「歯の妖精」になりませんか？
ご自宅に不要歯科金属をお持ちの方で、協力していただける方は、ぜひスタッフに声をかけてくださいね。