院内新聞

斎藤伸雄の東京マラソンへの挑戦!

2013年2月 初めてのフルマラソン体験記です。

院長の斎藤伸雄です。無謀にも42.195キロ・フルマラソンへ挑戦し無事完走することができましたので、ここに報告させていただきます。

最近ではマラソンを始める人が多くなったと言われています。
それだけでなく、私を含めた中年のおっさん達の多くは走り始めています。
そうです。今日本中でマラソンが大きなブームとなっています。

さらに運動で健康管理するだけではなくて、朝30分の有酸素運動をすると頭が良くなるという研究報告があり、メンタルな状況を改善する目的でも運動することを勧められるようになってきました。
有酸素運動はうつ病を改善したり、予防する効果もあるそうです。
詳しくは「脳を鍛えるには運動しかない! (日本放送出版協会)」という書籍を読むことをお勧めします。
この本を読むと、忙しくて運動する時間がないと思っている人こそ、運動する必要があるということが分かります。
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しかしながら私はというと、若いころから運動とは縁のない生活を過ごしてきましたし、中高生のころは運動も勉強も大嫌いでした。
また街でランニングをしている人を見かけると、わざわざ苦しいことをして頭がおかしいのではないかと思ってしまうことすらありました。
そんな私にマラソンを走ることを決意させた理由としては、歯科医師という肉体と精神を酷使する仕事を通じて、仕事が出来る人はランニングを中心としたスポーツをしていることに気付きました。
また運動ができないことにコンプレックスを感じていただけでなく、スポーツが得意な人から発せられる高いエネルギーに強い憧れを感じていました。
少しずつでもいいからマラソンを始めてみよう。そんな風に考えるようになったのは4年ほど前でした。
このような状況の中、当たる筈がないと考えていた東京マラソンへ応募したところ、なぜか当選。
しかも東京マラソンの当選倍率は10倍であったと言われています。

私は当選したのは偶然ではないと考えています。
フルマラソンを完走することにより、メタボリック症候群から脱して、健康な肉体を手に入れ、このさいとう矯正歯科クリニックでの仕事を病気で中断することがなく、これから先も元気で仕事を続ける必要があったため、必然的に当選したのだと考えています。

普段練習は野比海岸の歩道で行っていますので、海を見ながら好きな音楽を聞き、ランニングを楽しんでいます。
でも楽しいのは最初の1時間くらいです。
フルマラソンを走りきるために、今までと比べモノにならないほど、長時間走ることが必要とされました。
それはまるで、運動をしているというよりは、自分の肉体の限界を超える精神修行をしているようなもの。
「ライバルは自分自身。他人と競っても意味がないし、勝てないことは分かっている。昨日の自分より少しだけでも強くなればそれでいい。」
そんなことを考えながら、日々修行に耐えました。

東京マラソンは、日本で一番人気のある大会で、多くの声援の中、最高に気持ち良く走ることが出来ました。
ただ30キロを過ぎたあたりから、痛みと疲労が襲ってきます。
そのような辛い状況でも、信じられないくらいの多くの方から暖かい声援を受け、無事走り終えることが出来ました。
完走して決断したことは、「また来年も走ること」です。
自分自身に感動することを忘れていた最近ですが、この歳になって、困難なことを乗り越える成功体験が出来たことは、これから仕事に役立つだけでなく、老いを重ねても健康な歯科医師として、若い歯科医師の育成にも努力したいと考えています。
歯科医師という仕事は自分自身の努力で手に入れたのだから。
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そして2015年3月15日
斎藤伸雄は横浜マラソンで3回目のフルマラソンにチャレンジします・・
メタボリックから離脱するため、挑戦は続きます・・・・・

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