院内新聞

インビザライン臨床セミナー

歯科医師の岩本です。
東京で行われたインビザライン臨床セミナーを受講しました。
インビザラインとはマウスピース型の矯正装置で、当院でもこの装置で矯正される方が増えてきています。
今回のセミナーでは日本での第一人者とも言える3名の先生方が講演され、実際に治療された患者様の写真を解説して頂きながら、たくさんの学びを得ることができました。
マウスピース型の矯正装置はいくつか種類がありますが、このインビザラインは米国アラインテクノロジー社が手掛ける治療システムで、世界45カ国以上の国々で、これまでに210万人を超える患者様が治療されており、世界で最も高いシェアを占めています。そのメリットは透明で目立たず取り外しができるところにあります。
治療の流れは、最初に精密検査を行い、そこで採った歯型を米国に送付します。
そして、クリンチェックとよばれる独自の3次元シュミレーションソフトを通じ、コンピューター画面上にて、
治療完了にいたるまでの総合的な治療の立案、検討を行っていきます。
そのデータを元にアライナーとよばれる非常に精密なマウスピースが製造され、クリニックに送られてきます。
この時届くアライナーは数十枚あり、細かいステップにわかれています。
一枚あたり約2週間、一日20時間以上装着し、歯が動いたら、次のステップに移行していきます。
夢のような矯正装置ですが、患者様に使って頂かないと歯は動きませんし、新しいアライナーを装着した時は多少の痛みがあります。
とはいえ、アライナーの素材は改良を重ねており、痛みはかなり少なくなっているようです。今後ますますこの治療法を選択される患者様が増えるかもしれませんね(^-^)

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