日本矯正歯科学会専門医審査について その②
日本矯正歯科学会専門医とは
学会のホーム・ページより抜粋
「専門医とは、より高度な臨床技能と学問的知識の向上を目指し、他分野と連携することによって、国民の健康と福祉に貢献することを目的としています。専門医資格は認定医資格を有し、長期に本学会に属することを条件に、臨床試験として現代矯正歯科医療における代表的な症例の提示と試問審査に合格し、さらに学術大会においてこれらの症例報告を行った者に与えられます。審査は、症例の治療結果も極めて厳格に評価されています。
更新は5年毎に症例を報告し、審査に合格することが必要となっています。」
《試験の具体的な内容は?》
試験は、実際に行った治療結果を参考に決定されます。
提出する症例は、すべて患者様の許可が必要なので、我々が勝手に、当院の患者様の資料を使用することはありません。
課題症例の治療計画および治療結果を資料として作成したものを提出し、学会の委員による口頭試問を受けた上、合否が決定されます。
日本矯正歯科学会認定医を取得していることと、矯正歯科で、ある程度の経歴のある歯科医師のみが受験資格があるので、この試験を受けることだけでも、厳しい条件をクリアしているということがいえます。
またこの資格試験を受験したとしても、合格率は50%程度なので、あらゆる学会の専門医試験の中でも、取得するのが難しい資格制度だと思います。
2015年現在、日本矯正歯科学会会員数は約6000人で、そのうち認定医は約3500名、専門医は308名です。
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