子育て中の仕上げ磨きのヒント

小学校高学年のお口の中は、グラグラの乳歯と生えかけの永久歯がまじりあった、とても複雑な環境です。
この時期を専門用語で混合歯列期といいます。
人間の一生の中で、一番ハミガキが難しいだけでなく、虫歯の発生率が高い時期でもあります。
母親としては、子どもの虫歯発生を抑えたい！
そんなときは、ハブラシだけでは磨けない、歯と歯の隙間掃除にデンタルフロスがお勧めです。
でも、指に巻きつけて使うロールタイプはフロスデビューをするお子様には少し難しいかもしれません。

私のおすすめはホルダータイプのフロスです。　
ホルダータイプにもいろいろありますが、写真のようにＹ字タイプのホルダーが、鏡を使えば奥歯までらくらく届くので、小さなお子様でも使いやすいようです。
使ったフロスは洗ってハブラシと一緒に、風通しの良いところで乾燥させておけば、何度も使うことが出来るので、ちょっとお得な感じですよね。
固定式の矯正装置を使っている方は、専用フロスの方が好ましい場合がありますので、興味のある方は、スタッフまで声をかけてください。
小学校高学年は、そろそろ仕上げ磨きをさせてくれない時期になってきます。
逆に仕上げ磨きをさせてもらえる時期に、出来る限り虫歯の発生を抑えることが、今後の長い一生を左右する重要な習慣と考えています。
お口に合ったフロスをお選びします。親子でフロス習慣はじめてみませんか？